パーキンソン病にかかった有名人

パーキンソン病は、全身の筋肉が固縮することが症状のひとつですが、これは、筋肉の収縮がスムーズにできなくなる結果の症状です。
 
パーキンソン病では、何事もスムーズに行うことが困難になるという症状があらわれます。飲み込みについても同様なので、気管の方に飲み込んだものが入りやすくなり、また、咳嗽反射も障害され、誤嚥したものや痰を上手に出せない状態になりやすくなります。その結果、肺炎を起こしやすくなります。
 
パーキンソン病は、進行すると手が激しく震えるようになり、歩行中つまずいて頻繁に倒れます。倒れるときに本人は倒れる意識が無く、そのまま倒れるので大怪我しやすいですから、周囲の人間が気をつける必要があります。

おおむね50歳前後から発症するらしいですが、最近は若年性パーキンソン病にかかる人もいます。

とりあえず薬で押さえ込むしかないです。生活リズムに合わせて昼間は薬で震えを抑えて、夜間震えた状態に戻したりします。飲んだ薬で症状が変わりますので、その症状を医者に報告することが対症療法になります。

ちなみに、パーキンソン病にかかった有名人はには、小森和子やモハメッドアリ、マイケル・J・フォックス等がいます。

パーキンソン病の運動症状

パーキンソン病の方が身内にいて良く本などに書かれている振戦(ふるえ)などの症状が見られます。これに関しては高齢なので特に不思議に思わないですが、食事中に突然動作が止まってしまい、噛めない、飲み込めない状態になってしまうことが時折あります。
 
しかし、しばらくするとまた突然動き出すこともありますが、パーキンソン病の何らかの原因だと思われます。
 
パーキンソン病の症状と言えば、すぐにふるえだけを連想しますが、症状は親指が他の指に対してリズミカルに動くのが特徴的な指先のふるえ(振戦)だけでなく、筋肉が固まり動かなくなる様な状態になる筋強剛や、動作が鈍く自発的に動くことが少なくなる寡動、言葉通りで、動きが止まってしまう状態になる無動などの症状も伴います。
 
パーキンソン病は錐体外路系という中枢神経系の運動を司る神経経路の疾患ですので、様々な運動障害が発祥します。
 
動作が普通の時とぴたっと止まってしまう時があるのがパーキンソン病の特徴です。
 
調子が良いときにはさっさと食事の支度をしたりお風呂に入ったりしますが、急に寝返りもうてない状態になる時もあります。

パーキンソン病に関する認識が薄い看護婦さんのいる病院に入院すると、「さっき、できたのに何でできないの!」なんて言われて、苦い思いをすることもあります。

急に前のめりに転倒したりするので、家族は注意してあげる必要がありますし、なにより、パーキンソン病の症状に対する理解が必要です。

パーキンソン病の主な症状

パーキンソン病症状は、徐々に進行していきます。パーキンソン病の原因はいまだに解明されていませんが、主に中脳の黒質といわれる部位の神経細胞が減少して、ここでつくられるドーパミン分泌細胞が減少するために発症することがわかっています。
 
パーキンソン病では、50歳代後半から70歳くらいで発症する人が統計的に多く、その症状はゆっくりと悪くなっていきます。
 
パーキンソン病では、いろいろな症状があらわれますが、主要症状は次の4つで、手足のふるえ(指にみられることが多いが、上肢全体や下肢、顎などにもみられる)、筋肉の硬直、動作の緩慢(動作の開始が困難となり、また動作が全体にゆっくりとして、小さくなる)、姿勢の保持障害(バランスを崩しそうになったときに倒れないようにするための反射が弱くなる)です。
 
パーキンソン病では、病初期に症状の左右差がみられるが、まず表情が乏しくなり、声は小さく低単調な話し方になり、動作が小さくおそくなり、前傾姿勢や何もしないのに手足がふるえるなどの症状がまず片側にあらわれ、次第に両側に広がります。
 
この他の症状として、歩き始めの一歩がなかなか踏み出せないすくみ足やすり足、小刻みな歩行、さらに足がむくんだり、転びやすくなるなどの症状があらわれることもあります。便秘や垂涎などの自律神経にともなう消火器症状もあらわれてきます。

パーキンソン病に対する治療

パーキンソン病に対する治療は、現在のところ運動症状や精神症状、自律神経症状にたいする対症療法がほとんどですが、症状の進行を遅らせるための治療法が試みられるようになってきました。
 
パーキンソン病ははっきりとした原因がわかっていないため、症状の改善を目的に行われますが、主に薬物療法とリハビリテーションとしての運動療法があります。
 
パーキンソン病には薬物療法が効果的で、長期間症状を緩和することも可能です。初期治療としてドーパミン補充療法が行われ、まずはドーパミンアゴニストという薬が投与されるケースが多いです。
 
この薬の効き目が十分でなければL-ドーパという薬を併用しますが、患者さんが高齢の場合や合併している病気がある場合などに応じて使い方を調整します。
 
そのほか、自律神経症状や精神症状に対しては、それぞれの症状に対する治療薬を用います。
 
何れにしても飲み薬は徐々に増やしていくことになるので、薬の効果があらわれるのは1ヶ月程度は必要だと思っていたほうが良いでしょう。

パーキンソン病のリハビリテーション

パーキンソン病というのは、脳にあるドーパミンという神経伝達物質が足りなくなって起こる病気ですが、神経性疾患の一つであり非常に多い疾患です。
 
軽症の方であれば入院の必要はありませんが、入院が必要と診断された方は入院してから少しずつリハビリテーションを始めることになります。
 
パーキンソン病では、手足の振るえや筋肉のこわばり、顔の表情がこわばるなどの症状がありますが、場合によっては、精神状態にも問題が生じ、さらにひどくなると歩けなくなったりします。うつなどの症状がでる場合にはカウンセリングや精神療法を行ったりすることもあります。
 
パーキンソン病は飲み薬の効果が非常に高い病気なので、治療の中心は飲み薬ということになりますが、歩行などではリハビリも平行して行う必要があります。
 
パーキンソン病の治療を始めて受けた方で他に病気がなければ、飲み薬だけでかなりよくなる方が多いようですが、運動は必ず必要ですので、リハビリは楽しんで参加してもらうと良いでしょう。
 
パーキンソン病も他の病気と同様に診断が最も大切ですから神経内科専門医のいる病院できちんと診てもらうことをお勧めします。